楕円パイプを用いたガードパイプの開発
平成9年度に鋼製防護柵協会では、景観への配慮のニーズに対応するため、上段ビームに楕円パイプを配置したガードパイプを開発しました。このガードパイプは、上段ビームの連続性と透過性を向上させた構造で、支柱は2本の角形鋼管を採用することにより安定感のあるデザインとなっております。
人に優しく道路環境との調和に配慮したガードパイプは、車両用防護柵の種別C~SC種の性能を満足しており、現在の“車両用防護柵標準仕様・同解説(H16.3:(社)日本道路協会)”に記載され、現道に設置して頂いております。