沿革
わが国における鋼製防護柵の歴史は、昭和31年に近代防護柵の先駆といたしまして、神奈川県足柄郡箱根町の国道1号線に旧建設省によりガードレールが採用されたことから始まりました。 それからすでに60年以上を経過し、今日では鋼製防護柵が道路交通の安全施設として重要な役割を果たしております。 その後、ガードレールに加えガードケーブルやボックスビームなどが開発され、鋼製防護柵は一般道路から高速道路に至るまで、全国各地の道路に設置され道路交通安全の一翼を担っております。 鋼製防護柵協会は、車両の高速化・大型化にともなう道路交通事故の減少のために、車両の路外逸脱による二次被害防止や歩行者保護の強化に円滑な対応を行い、さらに、人に優しく道路環境との調和に配慮するなど道路交通の向上を図ることを目的とし、平成3年8月にJFE建材株式会社(旧川鉄建材株式会社、日本鋼管ライトスチール株式会社)、神鋼建材工業株式会社、東京製綱株式会社、日鉄建材株式会社(旧住友金属建材株式会社、日鐵建材工業株式会社)など鋼製防護柵メーカー4社が参加して設立いたしました。事業目的
- 防護柵の機能向上に関する調査研究
- 防護柵に関する技術動向調査および技術課題の検討と具体的対応
- 防護柵に関する問題点や二一ズの調査
- 調査・研究成果の広報活動
- 機関誌など印刷物の刊行
- 関係諸機関との技術交流
- 道路関係諸委員会への参画
- その他本会の目的を達成するために必要な事業
組織
会員会社
連絡先
〒103-0025東京都中央区日本橋茅場町3-2-10 鉄鋼会館5階 鋼製防護柵協会